最初に「車は使わない」と書いたのに。
何回かやりとりするうちに、守られなくなった。
気づいたら、最初の約束とちがう案になっている。
そんなことはありませんか。
大事な条件を、1つのかたまりにして貼り直してみましょう。
週末の日帰り旅行を、AIに相談しました。
週末に、家族で日帰り旅行をしたいです。 大人2人と、小学生1人です。 出発は〇〇駅(家の近くの駅)です。 車は使わず、電車とバスだけで行ける所にして。 お金は、交通費と入場料をあわせて1万5000円まで。
最初の答えは、条件どおりでした。
そのあと、短い返事で相談を続けました。
もっと自然が多い所はある? 海も見たいな。 お昼はどこで食べるのがいい? じゃあ、1日の予定にまとめて。
朝9時にレンタカーを借りて、海ぞいの道をドライブ。 お昼は、海の見えるレストランでランチコース。 午後は水族館へ。
「車は使わない」が、消えています。
お金の条件も、守られているかわかりません。
最後の「1日の予定にまとめて」を送るときに、くらべてみます。
朝9時にレンタカーを借りて、海ぞいの道をドライブ。 お昼は、海の見えるレストランでランチコース。 午後は水族館へ。
車を使う案になりました。 お金の話も消えています。
朝、電車で海ぞいの駅へ。 駅からバスで水族館へ行き、お昼は館内の食堂で。 午後は、駅の近くの海岸を散歩して帰ります。 日帰り ○/電車とバスだけ ○/1万5000円まで ○(運賃と入場料は、公式の案内で確かめてください)/海 ○
車の案が消えました。 条件ごとに○×がついたので、守れているかをすぐ見られます。
答えは、説明のために作った例です。
実際の答えは、AIや聞くたびに変わります。
○×はAIが自分でつけたものです。お金や時間は、自分でも確かめましょう。
やりとりが長くなると、最初の条件が守られない答えが返ってくることがあります。
なぜそうなるかは、AIの種類や使い方によってちがうので、ここでは説明しません。
こちらでできることは、次の4つです。
貼り直しても、ずれが続くときがあります。
そのときは、かたまりを持って、新しい会話で始め直します。
型の「何をしたいか」は、CodeDrill の書く型の「ゴール」です。
「守ってほしいこと」「変えないこと」は「制約」です。
「返してほしい形」と○×は「成果物」です。
「見直しポイント」は、ずれたら次に見る1軸です。この例なら禁止・境界です。くわしくは十分・あと一歩・不足のページで。
1通目にどんな条件を書くかは、思った答えが出ないときに足す4つのことへ。
最初に、2つの条件を伝えました。
「Python の標準ライブラリだけで」「関数の名前は変えないで」。
何回か直してもらううちに、入れていないライブラリを使うコードが返ってきました。
旅行の相談のときと、同じ形です。
答えの一部だけがずれたときは、「直して」が伝わらないときの2通目へ。
「変えないもの」を1通目から書くなら、「余計なことはしないで」を書くへ。
メモ帳などに、次の形で書いておきます。
大事な答えをもらう前に、そのまま貼って送りましょう。
【条件のおさらい】
・何をしたいか
・守ってほしいこと
・変えないこと
・返してほしい形
最後に、条件を1つずつ守れているか○か×で書いて。
【条件のおさらい】
・何をしたいか: 家族の日帰り旅行の予定を1つ決めたい(大人2人と小学生1人)
・守ってほしいこと: 〇〇駅から、電車とバスだけ(車は使わない)。交通費と入場料で1万5000円まで
・変えないこと: 日帰り。海が見える所
・返してほしい形: 朝から夕方までの予定を、時間の順に
最後に、条件を1つずつ守れているか○か×で書いて。